発表会まで5か月

12月5日の発表会まで、あと5か月となりました。メインの「コッペリア全幕」は7割ほどできていますが、残り3割の男性ゲストの出演場面がこれからです。

 

今回ご出演いただけるゲストは、月曜講師を務めていただいてますセルゲイ・サボチェンコ先生をはじめ、東京バレエ団の秋元康臣先生、NBAバレエ団の三船元維先生、新国立バレエ団の中島瑞生先生です。素晴らしいダンサーの方々に支えられて、素敵な作品に仕上がりますよう、努力します。

 

基礎のレッスンについても大切にしたいので、通常レッスンは決して手を抜かず、しっかり時間をかけています。しかしながら、小品集には全く手を付けていないので、少し焦っています。振付、頑張らないと、、です。

 

新規でご入会された方も、もちろん発表会にはいまからでもご参加いただけますが、無理のないように参加不参加はご自身で選択していただいてます。通常レッスンも行っておりますので、近々にご入会ご希望の方も、お気軽にお問い合わせください。

 

グランドバレエを作るこだわり

私の小さい頃は、バレエと言えばグランドバレエ(全幕物)でしたが、現在は、バレエ教室の増加で生徒さんも散在する時代となり、発表会でも、なかなか全幕作品はみられなくなりました。バレエと言えば、バレエコンクールのみを想像される方も多いのではないでしょうか。

そのような時代になったがゆえに道が開ける子もいるので、決して否定はしはないのですが、やはり、私が何度も経験した舞台は、グランドバレエという真の芸術で、その非現実的なおとぎ話の世界に、ほんの数時間でも身を置けること、その貴重な経験こそ、今の私を支える自信であり一生の宝となっています。マーシャにはたくさんの生徒さんがレッスンに来てくださり、おかげさまで、今年もグランドバレエに挑戦できる機会をいただけました。誠に感謝いたします。と同時に、グランドバレエのすばらしさを伝えるべく、使命を負っているとの想いで日々リハーサルに取り組んでいます。幼稚園、学校、お勉強など、毎日忙しい子供たちに、振りを覚えなさい、列をそろえなさい、笑顔で!役になり切りなさい!などと、毎日うるさく指導しておりますが、この芸術との出会いが、貴重な体験として、また一つ自信につながりますように、心に響く作品を完成させたいとおもいます。