レッスン動画

レッスン動画、、、

様々な反響がありました。 

毎日時間をきめて観ながら一緒にやっている子
時々観てる子
兄弟に邪魔されて観れない子

などなど、

家が狭くて思いっきりできない、、でもその中でなんとか楽しんでます、、というお声が、1番多かったです。



ある程度の年齢になれば、動画などなくても、じっくりと自分の体と向き合うなど、家での自習の仕方もある程度わかるでしょうけれど、高学年ぐらいになるまでは、まだまだ自習は難しく、みんなでワイワイ楽しくレッスンするからこそ、バレエは楽しいのでしょう。

まだまだ、後者の方が多いバレエ教室で、家に居ながらにして、こどもたちのバレエに対するモチベーションをたもつのはなかなか難しいこと。

だからといって、バレエはリモートでできるものでもなく、、、、。

たった1か月でバレエを忘れるぐらいなら、その子はそれまでかな、、とか。

だけど、モチベーションをたもたたせてあげるのも、バレエ教師の役目、、、とか。

まぁ、この1か月はほんと、理想と妥協の間で、色々と考えさせられました。


結論、、レッスン動画にどの程度の価値があるかは、わかりませんが、「そうだ、バレエしよ」と思い出すきっかけになっていることは間違いなく、迷いながらも作ってよかった気がします。




あるご兄弟のお母様が、近況のメールをくださいまして、その中で、

動画を観てレッスンするときに、ふたりとも、必ずレッスン着に着替え、妹ちゃんは、あたままで結えると。
(シニヨンは結構大変なはず😓)


お母様からの何げないこんなおはなしをきいて、私が動画配信にずっと違和感を感じていた意味がわかりました。

そう、バレエは本来日常生活の延長でやるものではなく、スタジオという現実とは別の世界に足を踏み入れて、体と精神を磨く芸事なのです。

現代は、ITが発達し、なんでも便利にできるようになり、こんなご時世もみなさんなんとか乗り越えていらっしゃいます。それはそれで素晴らしいこと。

だけど、その分、合理的な考えが優先されてしまうことも事実で、芸事に従事する者としては、少々切ない気持ちもあります。

バレエは、どうやっても、合理的に得ることはできませんからね。

それだけ、かけがえのないもの。

それを伝えていきたいのに、、、。

そんなもどかしい想いの中、

きちんとレオタードに着替え、あたまも結える、そのような礼儀の意味を、きちんとご理解いただき、こどもたちにバレエを習わせてくださっている、そのようなお母様のお話は、とても嬉しかったです。

大いに感謝いたします。



上のようなお写真を送っていただきました。

癒されました🥰
ありがとうございます😊